プラスチックゴミとメルカドバッグ

こんにちは。

NOZZI BAZZARのNOZOMIです。

今日は5月30日。

5(ご)3(み)0(ぜろ)

の語呂合わせで「ごみゼロの日」に定められているそうです。

 

環境汚染が待ったなしの状況で

早急に解決策を見つけたいプラスチックのゴミ問題。

  

ゴミが多いということは、それだけ私たちの生活に使われているということ。

スマホや家電、食品のパッケージや化粧品、

身近なあらゆるものにプラスチックは使われています。

 

ペルー、クスコのレストラン
ペルー、クスコにある安くて美味しいケバブ屋さん

 

プラスチックゴミ問題を考えた時に頭に浮かんだのは、

「プラスチック製品を使わない」という選択肢。

身の回りに溢れたプラスチックに、

罪悪感を感じてしまうこともありました。

 

時折「プラスチックは悪」という価値観も目にします。

でも、本当にそうかな?と疑問に思うように。

今まで私たちはたくさんプラスチックの恩恵を受けて暮らしてきました。

壊れやすいものを守ったり、丈夫で長く使えるのも、プラスチック素材のおかげ。

 

もともとプラスチックは、象牙で作られていたビリヤード玉の代替として開発されたそう。

動物愛護の観点から生まれた素材を

完全に「悪」として排除してしまうのではなく、

上手に共存する道を目指していきたいと思っています。

 

ケニア、マサイマラの牛
ケニア、マサイマラ国立公園の野生の水牛

 

私はペットボトルはキッチンのゴミ箱の場所をとってしまうのが嫌で

なるべく買わないようにしています。

単純に「使い捨て」というのが好きではないし、

プラスチック以外のゴミも含めて家庭ででるゴミを減らしていきたい。

環境のためというよりも、自分が心地よく暮らせるためにしています。

 

ゴミはリサイクルできるものは分別して、

外出先ででたゴミも分別できなかったら持ち帰ります。

 

食品や調味料の容器は瓶や紙袋のものを選ぶようにしたり、

食器洗いの時に排水に流れるマイクロプラスチックを

少しでも減らせるように、スポンジから麻の手編みネットに変えてみました。

 

近所に売っていなかったのでハンドメイドサイトで買った麻の食器洗いネット

 

私が見直しやすいのはキッチン周りや水まわりが多いです。

それぞれのライフスタイルに合った形で

賢くプラスチックを使ってきたいですね。

 

リユース段ボール
梱包はリサイクル段ボールをリユースしています

 

 

リサイクルプラスチックからできるメルカドバッグ 

当店で扱っているアイテムはほとんど

海外のハンドクラフトなので、

素材もその土地由来のものでできています。

 

ケニアのカウボーンをアップサイクルしたものだったり、

フィリピンのカスピ貝、

メキシコのアバロンシェルなど

その土地ならではの自然素材が多く使われています。

ケニアの破棄されるカウボーンをアップサイクルしたジュエリー

  

リサイクルされた素材も扱っています。

ケニアの真鍮や

フィリピンのニュースペーパー、ウッドチップ、

メキシコのメルカドバッグは

その国で使われたものをリサイクルして作られています。

 

フィピンの古紙とウッドチップからできているフラワーベース

  

リサイクルでさまざまなものに生まれ変わることができるプラスチック。

前のブログでご紹介しましたが、メキシコのメルカドバッグは

ペットボトルの蓋を再利用したリサイクルプラスチックでできています。

 BLOG:メルカドバッグの各サイズのご紹介と作り手のこと。

   

メキシコ中から集めたペットボトルの蓋を紐状のロープに加工し、

かご編みのように1本づつ手作業で編んで作られています。

 

木型にテープをあわせて編んでいます

  

水に強く、丸洗いもできて丈夫なプラスチックの特性を活かして

ひとつのバッグを長く使っていくのも、サスティナブル。

私はサイズ違いで3つのメルカドバッグを愛用しています。

雨の日や汚れを気にせず使える使い勝手の良さは

革や自然素材にはないメリットです。

 

メルカドバッグは雨の日も気兼ねなく使えます

 

プラスチックゴミを減らしながら、リサイクルされたプラスチックも

上手に使う。それがサスティナブルな循環に繋がっていくと考えています。

 

当店では海外の伝統的な手仕事や

地球を愛する人たちが作るローカルのハンドクラフトを揃えています。

自分も自然も心地よいアイテムを探している方はぜひ覗いてみてくださいね。 

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